ビフォーアフター〜デントリペアの巻 |
Last update 2002.07.20 |
まずは問題のデントを見ていただきましょう。場所は左フロントフェンダーのかなり前の部分ですが、それほどアールがきつい部分ではありません。大きさは横5センチ縦3センチ位で結構大きいです。 事件は先週の日曜日(7/14)昼過ぎに起こりました。家内が午前11頃に近所のスーパーに買い物に出かけて帰ってきたのが、12時半頃。14時頃に私が食後の一服をと玄関に出たところ我がゴルゴン君の異変に気づいたという何とも間抜けな発見でありました。朝、朝刊を取りに行ったときには何も異変は無かったので(※)、買い物の行った間に入れられたのは間違いありません。原因は高さ的に相手がクルマだとすると、大型クロカンのバンパーにでも擦られたか?或いは子供用の自転車のハンドルを当てられたか?辺りが推測できますが、どっちみち相手を特定出来るわけでもないので、この際どうでも良いことです。 さすがに、発見したときには我が目を疑いましたが(低血圧なものでちょっとクラッときました)、気を取り直し「ポリマープロキット」を使って塗装をチェック。クリア層がやられ少し線が残ってますが、何とかデントリペアでいけそうな雰囲気。で早速以前お世話になったセリテックさんに写真付きDMをしたという次第です。返事が来たのが2日後の16日(メールより携帯に電話する方が早いそうです)。で、無理言って土曜の午前中に施工してもらうことになり、晴れてココにこうしてアップ出来た訳ですね(^^)v デントリペアって秘密のノウハウが色々あって写真撮影や見学は拒否されると思いきや「どうぞどうぞ」ですって、確かに、一部始終見たところでとても一朝一夕に真似できる技ではありません。 ※我が家の場合、玄関に出るとクルマの左側の前半分が見渡せるのです。 |
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ビフォー |
これは発見した直後の写真(下が拡大写真です)。白い塗料?が付いてました。↓ | ポリマープロキット施工後。この写真では余り判りませんが、ガスメーターが写り込んでいる辺りです。↓ | |
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上の拡大写真。こうして見るとかなりエグイですね(泣)。クラッときた気持ちがお分かりいただけると思います。↓ | 施工直前の接写です。凹みと線がハッキリ判りますね。大きさや線はともかく、かなり鋭角的なダメージがちょっとデントリペアにはきつそうです。↓ | |
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デントリペア施工 |
まずは叩き出す(実際には叩くと言うより押すでした)位置決めです。幸いボンネットを開けると計ったようにこの部分だけ隙間があってあっさり決まりました。普通はタイヤハウスの内カバーを外して行うそうです。蛍光灯の設置をし、周りをテープで養生して準備万端です。↓ | |
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デントツール一式です(左)。種類は40とも50とも言われていますが、まぁ同じようなのが一杯あります。まずは大きめのツールを使ってテコの要領でかなり強く押し出します。↓ | |
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押しすぎて凸になった部分は専用ツールを使って表から叩きます。ツールを取っ替え引っ替えとにかくこの作業を根気よく繰り返しておられました。↓ | |
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そして、いよいよ最終チェック。蛍光灯は微妙な歪みをチェックするためで、作業中も色々角度や位置を変えておられました。この間正味約1時間。ご苦労様でした。しかし、修理率は見積もりどおり70%とかで正規料金15.000円のところ、20%オフの12,000円にしてくれました。↓ | |
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アフター |
ビフォーとほぼ同じ角度で撮ったものです。この程度の大きさの写真だと殆ど判らない程度にはなりました。↓ | こちらもビフォーとほぼ同じ角度で撮りました。真ん中の棒状の物はゴルフのパター。グリップの下の方が少し歪んでいるのが判りますね。この辺がデントの限界みたいです。こういう時は写り込みが少ない白や銀だと目立たなくて良いですよねぇ。↓ | |
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以上残念ながら、100%満足とは言えませんが、3倍以上費用掛けて下手な板金&塗装されてかえって目立つよりは余程良かったと思っています。しかし、こういった後ろ向きなネタは今後はゴメンこうむりたいものです。 |
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